治験推進に関する施策
治験におけるGCPの原則
治験はGCP(Good Clinical Practice)の原則に基づき行われなければなりません
※GCP:医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令
愛知県医師会では医師会員が、国の推し進める「治験推進に関する施策」を実施し、GCPの原則に基づいて治験に参加して頂けるように、その体制作りを行っています。
GCPの原則に基づいた体制作りの具体策
治験審査委員会の設置
治験審査委員会の設置は、現在の愛知県医師会治験事業の主軸となる事業となっております。「治験依頼者からの依頼や要望に応え、より迅速かつ適正な審査を行う」ことを理念とし、愛知県内の経験豊富かつ優秀な先生方に委員をお願いし、毎月委員会を開催し、会員の先生方に安心して治験を行っていただいております。
治験推進事務局の設置
より多くの会員の皆様に、国の推し進める「治験推進に関する施策」を理解し、ご参加いただけるように治験推進事務局を設置し、治験の啓発活動を行いつつ、治験審査会が毎月円滑に行われるための運営に当たっています。
治験施設支援機関(SMO)の活用
治験を行う医療機関がSMO(医療機関で実施する治験の管理あるいは業務を支援する組織)の連携とバックアップを得るための、パイプ役としての役割を果たしています。
有害事象対応後方支援病院の確保
治験によって生じた有害事象に対して、後方支援病院を確保し、その連携を補佐します。
後方支援病院リスト(ファイル名:list01.pdf 113KB)
※エクセル形式のファイルをご利用になるには「Microsot Excel」が必要となります。
治験講演会・シンポジウムを開催
治験講演会・シンポジウムを開催し、それらを通じて、より多くの会員や一般の方に治験を理解し、参加頂けるよう啓発活動を行っています。